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頭がかゆいと思ったら、ご用心。シラミの仕業かも。
被害は幼児や低学年児童に偏り、この1年の間、国内で50万人が感染したといわれています。
国の研究所は最近、突然変異の「新型」も発見したと発表! |
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| 第二次大戦後に大流行し、DDTやBHCなどの有機塩素系殺虫剤などによって長らく息をひそめていたアタマジラミが、最近増加傾向にあります。皆さんもテレビや新聞で取り上げられているのを見たことがあると思います。新潟市内でも幼児や小学校の児童にも見つかっています。なかには幼稚園で集団発生した例もあります。幼稚園や小学校などではいじめに繋がるということで、表ざたにしないようにする所もあります。アタマジラミの感染は接触感染ですので、公にしなければ感染を止めることは出来ません。親御さんもシラミは不潔だからと誤解して、密かに駆除しているのも問題です。せめて理容師は正しいアタマジラミの実態、感染経路、駆除の仕方を知っていただきたいと思います。 |
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| シラミは不潔にしているから? |
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| それは間違いです!! |
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アタマジラミはごく普通の生活をしていても発生します。不衛生が原因で発生するという間違った知識によって、差別やいじめにつながらないように保育園、小学校そして皆さんが正しい基礎知識と対策方法を共有していくことが大切です。心ない一言が、子どもたちを傷つけることを忘れないでください。 |
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実例です
新潟市の保育園でシラミ検査をしたら、数人ほどの子供さんにシラミの感染が見つかりました。その子は家に帰ってお友達と遊べないと言っていたそうです。心配したお母さんは保育園に電話を入れ、事情を聞き、駆除できる事がわかりひと安心しましたが、その日の夜電話が鳴って、「お宅のお子さん、もう少しキレイにしてから園によこしてガチャン!」と言って、名前を言わないで一方的に電話は切られたそうです・・・悲しい話ですが事実です。 |
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ある幼稚園では、3分の2の子供たちからシラミが見つかりました。
幼稚園で一斉に対処して、1ヶ月後には駆除することができたそうです。
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新潟市ではシラミ専用の梳き櫛を貸出しする準備をしています。
(東京都新宿区、豊島区では貸出しを行っています。全国でも貸出の準備が始まっています)
個人個人で対処するより、保育園、小学校が一団とならなければ、完全解決にはならないのですが、現実はそうではありません。 |
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| 現在我が国で主に見られるシラミは、昭和20年代までとは異なり、アタマジラミがほとんどです。アタマジラミは昭和50年代初頭に幼児から小学生低学年の児童に発見されるようになりましたが、この理由の第一は昭和40年代半ばから、海外渡航が増え、家族連れの海外赴任も特別
なことではなくなったことで、その帰国の際に、国内にシラミが持ち込まれ、それが次第に範囲を広げていったと考えられます。第2の理由は、昭和46年にDDTやBHCなどの有機塩素系殺虫剤が、毒性や土壌内への蓄積性のために製造販売が禁止され、シラミ駆除に有効な医薬品がなくなったからです。昭和56年にシラミ駆除剤としてピレスロイド系殺虫成分スミスリン(一般名:フェノトリン)が開発され駆除に大いに力を発揮しましたが、なお年間30万人以上の感染者が発生しているものと推定されます。ケジラミは途切れることなく続いていましたが、これも海外との交流が盛んになるにつれて増加傾向を示しています。 |
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500種のシラミが知られていますが、いずれも哺乳動物に外部寄生して吸血します。
人間に感染するヒトジラミ科のシラミは、ヒトジラミとケジラミの2種類で、さらにヒトジラミは、形態とすみかの多少の違いからコロモジラミとアタマジラミの2亜種に分類されます。おおまかには、頭髪につくのがアタマジラミで、一方成人の陰毛につくのがケジラミです。以上のようにアタマジラミとケジラミは同じではありませんので混同しないようにしてください。それにシラミは寄生特異性が強い昆虫で、人のシラミは人間だけに寄生し、犬のシラミが人間に寄生することはありません。 |
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| アタマジラミは頭髪と頭髪との直接接触でうつります。幼児や小学校低学年児童が頭をくっつけあって遊ぶことが多いので感染率が高くなっています。コロモジラミは皮膚から皮膚、または衣類を介してうつります。コロモジラミは不衛生との関係が高いのですが、アタマジラミは前にも書きましたが不衛生とは無関係です。この事は絶対に誤解しないでください。ケジラミは性行為時にうつります。まれに親から乳幼児のまつ毛やまゆ毛、頭髪にも感染することがあります。また毛から離れたシラミは吸血ができないので1〜3日で死んでしまいます。プールや銭湯でうつると考えるかたがありますが、これは水や湯にシラミが浮いていてうつるのではなく、脱衣かごを共用したり、バスタオルを他の人と使いまわしたり、ヘアブラシ等の共同使用によってうつるケースが考えられます。 |
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| 有効な方法の一つは剃毛です。これは寄生部位をなくすことになり、一番安価で確実な方法です。しかし、女児などの場合は現実的には難しいです。現状で最も確実な方法は、国内で発売されている唯一の駆除薬ピレスロイド系殺虫成分スミスリンを用いる方法です。スミスリンはシラミの卵には効きません。卵は1週間〜10日でふ化します。1日1回、3日間隔で3〜4回繰り返すことで、成虫、幼虫を効果的に駆除できます。しかし人体への安全性の高い殺虫成分スミスリンとはいえ、家庭で使っているゴキブリや蚊を殺す殺虫剤の多くもピレスロイド系です。当然使うことに抵抗を持つ親御さんもいらっしゃいます。アタマジラミ専用の梳き櫛を使えば、物理的に駆除できます。 |
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| 理容組合でも梳き櫛を貸し出ししていますので、お客様が感染していたら、組合に連絡していただければ貸し出しいたします。専用梳き櫛はステンレス制ですので、煮沸、もしくは60度以上を保ったお湯に5分間以上浸ければ何度でも使えます。シラミの卵や成虫は60度以上の温度で死んでしまうので、理容師ならではのアイロン技術で駆除することもできます。卵をアイロンで挟むか、スライドさせれば確実に死んでしまいます。アイロンが成虫に当たれば成虫も死んでしまいます。ドライヤは他の所にも当たり火傷した実例もありますので、避けたほうが賢明です。シラミ症の有効な治療の一つは剃毛です。これは寄生部位をなくすことになり、一番安価で確実な方法です。しかし、女性などの場合は現実的には難しい場合が多く、現状で最も確実な方法は、「スミスリンパウダー」か「スミスリンLシャンプータイプ」を用いる方法です。治療にあたっては、患児だけでなく家族全員で調べてみる必要があります。 |
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スミスリンがあるから駆除できると思っている人が多いですが、実はこのスミスリンが効かないアタマジラミが出現して大きな問題になっています。突然変異の新型アタマジラミにはスミスリンでは効果がないのです。
その場合専用梳き櫛で根気よく駆除するのが妥当です。 |
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・アタマジラミは頭の髪の毛に寄生する昆虫です(皮膚への寄生ではありません)。
・卵は、髪の毛に産み付けます(皮膚には産みません)。
・卵の色は少し透けた艶のある乳白色です(古くなるにつれ黄褐色に見えます)。
・幼虫、成虫とも吸血します。・雄、雌とも吸血します。
・卵は、まとめて産むのではなく、1日に約5〜6個ずつ生み続けます。
・温度や湿度にもよりますが、吸血しないと2〜3日程度で死んでしまいます。
・成虫・幼虫の色は、少し透けた灰色が多い。
・成虫は、約1〜1.5 ヶ月生きます。
・アタマジラミは飛んだり・跳ねたりしません。 |
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